委員会活動 看護師職能委員会Ⅰ

看護職能委員会Ⅰは病院の看護職対象に活動しています。主な活動は、日本看護協会および愛媛県看護協会の動向をお伝えすると共に、職能集会の開催や専門性強化のための研修会開催と職能の課題解決に向け取り組んでいます。より多くの方のご意見をお伺いし、委員会の役割を果たし日本看護協会との連携にも努めてまいります。

目的・目標

看護職が地域包括ケアシステムにおける役割を果たすため、チーム医療を推進し多職種協働がスムーズに行えるための情報交換を行い、各現場での活用を目指す。

平成30年度の活動計画

看護師職能委員会Ⅰは、看護職が地域包括ケアシステムにおける役割を果たすため、取り組む必要のある課題について地区別研修会を続けてきました。平成30年度は、多職種連携における知識・スキルを学習し、今後の取り組みが考えられるよう研修会を企画しました。

研修の目的

  1. チーム医療を推進し、医療の質向上を目指すためにチーム医療の基本を学ぶ
  2. 病院内の多職種が協働する上で、看護職の果たす役割について考える
  3. 他病院の看護職との意見交換から、他病院の現状や取り組みについての情報を得る

研修スケジュール

日時:平成30年8月18日(土曜日) 9:30~15:00
講師:日本福祉大学 社会福祉学部 教授 篠田 道子 先生
プログラム:
   9:30~10:50 地域包括ケアと多職種連携、医療チーム/多職種連携に求められる知識とスキル
 11:00~11:30 意見交換
 11:30~12:00 フランスとイタリアにおける地域包括ケアと看護職
 13:00~14:00 グループワーク
 14:00~14:50 グループワーク発表・意見交換

平成30年度の活動報告

1. 参加者 40名(属性についてはアンケート結果参照)

2. 講義(内容抜粋)

  • 地域包括ケアシステムは、医療・介護の連携、ネットワークであり地域によって異なる。
  • 病院看護職は、介護支援専門員の強みと弱みを受け入れた上で、活用したり補ったりする後方支援を行う役割がある。
  • 地域包括ケアシステム構築の主なツールの一つは、既存のネットワークをつなぐ技術であり、既存の人、モノ、情報、お金、知識をつないだり統合したりする。
  • 地域包括ケアシステムにおける多職種協働には、目標を共有し重要なことが抜け落ちない仕組みが重要である。
  • ネットワークをつなぐ多職種連携技術は、個人の素質としての調整力があるなしだけではなく教育で磨かれる。他

平成30年度の活動内容平成30年度の活動内容

3. グループワーク

グループワークのテーマ

「自院での退院時カンファレンスの現状と課題を紹介してください」

グループワークの方法

  • 管理者とスタッフを分け、5~6人で構成する7グループでワークを行った。
  • カンファレンスの現状や課題について各グループで活発に討議された。

現状と課題(討議内容抜粋)

  • 退院支援を退院支援看護師やMSWに任せており、退院支援の底上げができない。組織化と人材育成が必要
  • 地域医療連携室任せや患者・家族の意思決定支援の遅れ、情報共有が遅れたことで効果的な退院支援に至らない、円滑な情報連携を行う必要がある
  • 退院支援を多職種が共通認識できていないため多職種で共有できるツールが必要
  • 退院支援に向けて多職種で連携を図っているが、事例の振り返りがない
    退院支援を行った事例に対して、多職種が集まりフィードバック・評価することが必要
  • 多職種連携のための情報提供が重要だが、情報共有が難しい
  • 看護師は社会資源制度の理解不足があるMSWのサポートや理解不足を補う学びが必要
    意思決定支援が難しい。患者の医療に対する理解も不足している。

平成30年度の活動内容平成30年度の活動内容

平成30年度看護師職能Ⅰ研修会アンケート集計結果

愛媛県看護協会へのお問い合わせはこちらまで
公益社団法人 愛媛県看護協会公益社団法人 愛媛県看護協会〒790-0843 愛媛県松山市道後町2-11-14 TEL:089-923-1287 FAX:089-926-7825