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本会は、2015年6月、日本看護協会が、2025年を見据え公表した「看護の将来ビジョン~いのち・くらし・尊厳をまもり支える看護~」の基、健康・医療と生活、両方の視点をもって、地域包括ケアの推進等様々な事業に取り組んできました。令和7(2025)年度は、令和6(2024)年度からの重点政策・重点事業を継続するとともに、日本看護協会が、2040年に向けて新たな「看護の将来ビジョン」を公表することを踏まえ、重点政策・重点事業を展開します。
また、愛媛県は、令和6(2024)年4月、第8次地域保健医療計画を公表しました。本計画は、少子高齢化、人口減少、生産年齢人口の減少等を背景に、2040年に向けて、切れ目のない地域医療を提供していくための課題と取り組みが示されています。看護職は、働く場や働き方が多様化する中、様々な看護ニーズに対して、専門性の発揮や役割拡大が求められています。一方で、看護職を目指す人、働き続ける人の減少が課題です。本会は、職能団体としての役割を発揮し、会員とともに、当県の地域医療の提供に欠かすことのできない看護職の質・量の確保等に取り組みます。