愛媛県看護協会は、「看護の将来ビジョン~いのち・くらし・尊厳をまもり支える看護」(日本看護協会)の実現に向け、「看護職の倫理綱領」を指針に、活動を展開しています。
一つ目:全世代に対応する地域包括ケアの推進
愛媛県は、少子高齢化、人口減少が進み、地域の課題によって看護のニーズも異なります。また、地域包括ケアの対象は、あらゆる世代へと広がっています。皆様と共に、多様なニーズに応じた看護提供体制を整え、地域包括ケアを推進します。
二つ目:看護職がいきいきと働き続けられる環境づくり
看護を提供する場や看護職の役割は拡大しています。一方で、人材確保・定着が課題です。看護職を目指す人たちを増やすこと、処遇改善、看護業務の効率化、看護職のタスク・シフト/シェア等の課題に取り組みます。
三つ目:看護専門職としての資質向上
看護職が、有資格者として、あらゆる場で、安全で質の高い看護を実践するために、教育機会の充実を図ります。看護職のキャリア形成を支援し、地域全体の看護の力を高めるよう人材育成に取り組みます。
公益社団法人愛媛県看護協会
会長 久保 幸
新型コロナウイルス感染症の経験をとおして、手を触れる看護の大切さを実感しました。看護を必要とする人たちに寄り添い、人々が安心して暮らせる地域づくりに貢献してまいりましょう。本協会の取り組みを、ぜひご活用ください。
