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リソースナース人材活用・人材派遣研修
リソースナース活動実績
看護職員人材派遣研修(2025年7月30日開催)

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リソースナース活動実績看護職員人材派遣研修(2025年7月30日開催)

研修項目 看取りケアについて
開催日時 2025年7月30日(水曜日)14時20分~15時20分
開催施設 特別養護老人ホーム久谷荘
講師所属・領域・氏名 松山ベテル病院
老人看護専門看護師
曽根司央子

活動報告

参加者

18名

アンケート結果

  • 大変満足44.4%、満足38.9%、合計83.3%と満足度は大変高い。
  • 「あらためて看取りへの向き合い方や心構えを考え直すことができて良かった」、「終末期の意思決定の大切さを感じた」といった感想が聞かれた。

研修内容・感想

【研修内容】
研修テーマ:認知症高齢者の意思を支える 〜ACPと看取りケアをつなぐ実践〜
・エンドオブライフケアとは(用語の定義)
・高齢者のエンドオブライフケアにおける課題
・認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドラインを活用したACP(アドバンス・ケア・プランニング)の考え方
・認知症高齢者の意思決定支援 意思形成支援、意思表出支援、意思実現支援の3つのプロセスついての事例
・家族との合意形成のプロセス、多職種連携のポイント

【感想等】  
 今回の研修では、特別養護老人ホームにおける看取りケアと認知症高齢者の意思決定支援をテーマに事例やガイドラインを用いながら講義を行いました。参加者は看護職・介護職合わせて18名であり、日常業務で看取りの場面に関わる機会が多いことから、非常に熱心に耳を傾けてくださいました。特に認知症高齢者におけるACPの進め方や、身体・精神状態の変化を踏まえた意思形成支援の重要性については、多くの質問があり、現場での実践に直結する関心の高さが感じられました。講義を通じて、職種を超えて「本人の意思をいかに尊重するか」という視点を共有できたことは大きな成果であると考えます。一方で、ACPを日常業務の中に継続的に取り入れていくためには、定期的な振り返りや事例検討の場が必要であることも再認識しました。今後も研修を通して、現場と協働しながら、認知症高齢者が最期まで安心して過ごせる看取りケアの充実に向けた支援を継続していきたいです。

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