研修会開催報告医師の役割変化に対する意識及び対応を理解し連携を図るには(2025年11月1日開催)
2025年11月20日
| 委員会 | 看護師職能委員会Ⅱ |
|---|---|
| 研修会名 | 医師の役割変化に対する意識及び対応を理解し連携を図るには |
| 開催日時 | 2025年11月1日(土曜日)14時~16時 |
| 参加者数 | 34名 |
| 開催場所 | 愛媛看護研修センター 2階 大研修室 |
| 講師名 | 愛媛県医師会 会長 村上 博 |
研修会を開催して
本研修では、2025年問題、2040年問題や愛媛・松山の地域での医療・介護の状況や予想などを話されました。
「医師と患者は対等である、患者の人権と医師の質という点で、医療の納得や安心や信頼の再構築が必要である。システムの整備が重要であるが、それと同時に個人の資質・適正・モラルが問われる。「説明と同意」から「説明と合意」で協働的意思決定が必要。医師は責任を負う医療チームのリーダーとしての義務を負いながら、全てを決定する権限は有しない、「患者チーム」の一員であると医師の役割が変化してきた。連携の大切さや患者がどう考えているか関心を払うことで合意が生まれる。医療や介護に予算を当て、離職しない、県外に流出しない、安心して愛媛県内で働けるシステムづくりが必要である。ハイテックでハイタッチな医療を目指して皆で協力して頑張っていきましょう。」と話されました。
参加者の隣席の方との現状の困難点などのワークでは、「患者や家族に受け入れられることが必要、患者や家族の想いを代弁者として発言する。患者や家族は看護師の一言に癒され励まされることは大きい。「看護師は感性を磨く」」ことを話され、その重要性を再認識しました。







