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保健師による看護職間連携の実態 調査結果報告

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保健師職能委員会保健師による看護職間連携の実態 調査結果報告

愛媛県看護協会保健師職能委員会は、2021(令和3)年、県内で就業している保健師を対象にWeb調査を行いました。目的は、様々な分野で働く保健師の看護職間連携の実態を明らかにし、今後の活動に反映させることです。

回答した保健師の7割が看護職間連携を経験しており、個人・家族支援レベルではカンファレンス・同伴訪問・事例検討による連携、地区・組織支援レベルでは連携会議・ネットワークづくり・研修会等による連携、システム化レベルでは連携会議・課題分析・事業化等による連携がみられました。また3割の保健師は連携上の困難として、制度や互いの役割・業務への理解不足、微妙なニュアンスの伝わりづらさを感じていました。

連携して良かったと思う事例について自由記述で問うたところ、回答された内容は緊急性が高く、保健分野だけでは解決が困難であり、共通の目的を持った看護職がチームとして継続的に関わることで現代社会のニーズを反映した健康課題に対応していることがわかりました。

新型コロナウイルス感染症への対応が続く中、回答いただきました保健師の皆様に感謝します。今後、地域保健分野以外の看護職とも相互の理解を深め、各地域での包括ケアシステムの推進・強化に貢献していきましょう。

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